【イベント】2025秋 九州ツアー大分・長崎・福岡
- CHENWENER ′s NIKO World
- 10月28日
- 読了時間: 4分

【✨九州ツアー報告✨】
皆さま、こんにちは!
9月15日の大分訪問に続き、10月11日から13日にかけて、長崎と福岡で二胡のセミナーとワークショップを開催しました。
初めての九州での本格的なイベント開催でしたが、参加してくださった皆さまの熱意と、ご協力いただいた皆さまのおかげで、忘れられない充実した3日間となりました!!
心より感謝申し上げます!
○9月15日:大分コンサート

〜響・哀愁と悠久の世界〜
ツアー初日は大分でした。大分在住の二胡奏者の橘雅子さんにお招きいただき、大分でコンサートを開催しました!
前日リハだけで本番に挑みましたが、無事に問題なく演奏できてよかったです!
遠く福岡や大阪からも聴きに来てくださり、本当にありがとうございました。
そして…CD完売!!手に取ってくださった皆さまに心から感謝です。

○10月11日:長崎セミナー
〜名曲でたどる二胡の音色の変遷〜
2回目は長崎でのセミナーでした。
長崎お住まいの田村先生と鈴木先生、そして福岡でお住まいの高崎先生のお陰様で、無事に終了いたしました。
皆さまに資料を配布し、まずは二胡の深い歴史についてお話しさせていただきました。二胡がどのようにして現代まで伝わってきたか、その時代の変遷に伴う曲風の変化や、重要な作曲家たちを紹介し、実際の演奏を交えながら解説しました。
長崎の二胡愛好家の皆さんは、「摘椒」や「太湖船」のような中国民謡も親しまれていると伺ったので、より情感豊かに演奏するための弾き方についてアドバイスさせていただき、最後は皆さんと一緒に合奏もしました。皆さんとの演奏は本当に楽しく、二胡を通じた交流の喜びを改めて感じました。

○10月12日・13日:福岡ワークショップ
〜劉天華の「良宵」で学ぶビブラト〜
翌日からは、福岡のRed Bridge林生二胡店さんに場所を移し、「良宵」をテーマにしたビブラートのワークショップを開催しました。
今回は、生徒の杉村れもんさんに模範演奏をお願いし、皆さんの目の前で実際にレッスンを進めるという、より実践的で分かりやすい形式を取りました。
ビブラードの種類、正しい手の使い方、そして実際に曲の中で効果的に使用する方法について、1時間半にわたって詳しく解説いたしました。
参加者の中には「ビブラードを全くやったことがない」という初心者の方から、「20年間二胡を弾いている」というベテランの方まで、幅広い層の方がいらっしゃいました。皆さまから「大変勉強になった」「もっと頑張りたい」という前向きなコメントをいただき、講師として非常にやりがいを感じました。

○10月12日午後:急遽開催!お茶会
12日の午後は、午前中のワークショップの熱気が冷めやらず、急遽午後に「お茶の会」を開催することになりました!
午前中の参加者の皆さんと一緒に、音階練習から始まり、「賽馬」などの練習曲まで、和気あいあいとした雰囲気の中で練習を重ねました。
私も「戰馬奔騰」などを披露させていただき、改めて二胡の魅力を共有できた貴重な時間となりました。
♡忘れられない九州の皆さんへの感謝と感動♡
今回の九州ツアーは、大分の橘先生、福岡Red Bridge林生二胡店店長の高崎先生のお力添えなくしては実現できませんでした。ツアーの準備から当日まで、細やかなサポートをいただき、心より感謝申し上げます。
また、長崎の二胡の先生である田村さんご夫婦、鈴木晴菜さんとお母様、唐津の丹野さん、福岡の早谷さんと胡さんにも、多大なるご協力をいただきました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
今回のツアーを通して、九州は東京と比較し、二胡を学ぶ環境がまだまだ十分とは言えませんが、多くの方が二胡に対して東京に負けないほどの熱意を持っていることを知り、大変感動しました。
また、海に近い街並みは、海の近くで生まれた私にとってとても懐かしく、心を奪われるほど気に入りました。

いつの日か、九州の二胡人口がさらに増え、より多くの方に楽しんでいただけるように、これからも二胡の魅力を伝える活動を精一杯頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!

○番外編 日本二胡界の大先輩との貴重な時間
ツアーの中で、大変光栄な出来事がありました。
日本で二胡の大先輩である趙国良先生のご自宅に伺う機会をいただけたことです。
先生と昔のお話やお互いのアルバムを交換させていただき、先生からは温かいアドバイスと力強い応援をいただきました。
この貴重な経験は、今後の活動に生かしていきたいと思います。趙先生、誠にありがとうございました。



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