7月1日に日本で初のリサイタルを無事に開催することができました!
この日は来日してから丸4周年の日でした。
当日、来てくださった皆さん、出演者、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
皆さんのおかげで今回のリサイタルは大成功を収められたと思います!
日本人の方々に二胡の魅力を伝えたくて、このようなコンサートをいつか日本でやりたいと思っていました。
二胡の魅力伝わったでしょうか?
皆さんに中国二胡と音楽の魅力が伝わっていたら嬉しいです✨
今回の選曲は、中国の昔の曲〜近年の曲までを順番にセットリストを組んでみました。
そして、1932年〜2011年の年代順で選曲したのではなく、一曲一曲に選んだ意味があります。
まずは自分が好きな曲でもあり、日本人の二胡愛好家からも親しまれている「燭影揺紅」を一番最初に演奏しました。
二番目に披露した「二泉映月」は、大学時代の恩師が体調を崩され、入院中にもかかわらず、レッスンは欠かさずに、教えてくださった思い入れのある曲です。この曲は、年を取れば取るほど味わいがわかる曲です。
そして、次の曲は夏の季節に合わせ、新疆の民族風の曲「葡萄熟了」にしました。葡萄といえば、日本では秋のイメージがあるかと思います。でも実は中国では、葡萄は夏のイメージがある果物です。
夏の楽しさが伝わるといいな〜と思い、この曲を選曲しました。
四曲目は、東洋・西洋・二胡・ピアノの組み合わせで新しい曲風を生み出し、二胡の奏法を広げた曲「炫動」です。エネルギッシュで躍動感のあるこの曲を楽しんでいただけたでしょうか?
第二部の一曲目は、リサイタルのタイトルにした二胡大型協奏曲「風雨思秋」。
女性革命家である秋さんの人生を描いた曲です。
二曲目は、スペシャルゲスト川田千春先生が作曲した「紅の筆」を川田先生のピアノ伴奏と共に披露しました。ラブレター書く時、ドキドキしてなかなか筆が進まない、そんな気持ちを表現した曲です。誰かを想う気持ちが伝わってこちらも思わずドキドキとしてくるような素敵な曲ですよね!
三曲目は「ポル・ウナ・カベサ」(首の差で)という曲です。中国では二胡の室内楽としてよく演奏されている曲で、楽しみやすく、有名な曲なので皆さんに紹介したいと思い、この曲を選曲しました。
最後の曲は、私がメロディーの曲を選曲し、川田千春先生がピアノ伴奏を作曲、そしてユーヨンさんが二胡の伴奏アレンジを作ってくれたオリジナル日本民謡メドレーです。日本の皆さんに感謝の気持ちを伝えたくて、この日本民謡メドレーを三人で準備し、披露しました♫
有難いことに、アンコールの拍手をいただき、最後に「熊蜂の飛行」をソロで弾かせていただきました。アンコール、とても嬉しかったです♡
今回披露させていただいた曲は、皆さんにとって知らない曲、馴染みのない曲が多かったかもしれませんが、このような二胡のコンサートをもっと多くの方に楽しんでいただけるようにしていきたいと思っています!
そして生徒さんたちにもこのような中国の曲を弾けるようになってほしいです。
コンサート終演後に皆さんと写真を撮ったり、少しお話しする機会もあってよかったです!今回、遠方から来てくださった方々もありがとうございました。
自分は幸せ者だな〜とつくづく感じました。
コンサートの後、私の元に多くのメッセージが届きました!
皆さんからたくさんのご感想、ご意見を聞けて嬉しかったです!
今回、一から自分で企画したコンサートだったので、皆さんからのフィードバックをいただくことができて、とても勉強になりました。
ご意見・ご感想を参考にし、次回もっといいコンサートをできるように頑張ります!
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