【演奏会】2025/7/26(土)梁祝〜響きの三重奏 二胡トリオコンサート
- CHENWENER ′s NIKO World
- 9月24日
- 読了時間: 4分

2025年7月26日、南大塚ホールにて「梁祝〜響きの三重奏」コンサートを開催しました!
コンサートの企画を始めてから、気づけば2年が経っていました。
最初のきっかけは、ピアノの根本英亮先生からいただいた、濱野正さんの「ピアノ三重奏」の楽譜です。
譜面を見たとき、「このバイオリンのパートを二胡に置き換えてみたい!」と強く思いました。
さらに、以前から大好きだった「梁山伯與祝英台」という曲。
二胡×ピアノ版は何度も演奏してきましたが、オーケストラ版はまだ目標の段階で練習中。そんな中、「三重奏なら今の自分でもできそう」と考え、中国の知人を通じて作曲家・何占豪先生に繋がり、レコーディングの許可をいただくことができました。

昨年4月からチェロ奏者を探し始め、12月に無事レコーディング。
チェロの有梨瑳理さんには本当に助けられました。知り合いになって、良かったです!
2ndのCDのイラストは、いつもお世話になっているさくらせかい先生に今回もお願いしました。
新しいグッズ(クリアファイルやテープ)も制作することができました。とても可愛いグッズができたので、みなさん、ぜひチェックしてみてください!

7月26日のコンサート、念願の二胡トリオを実現できて、幸せでした。
お二人の先生はとても優しく、私の様々なお願いに柔軟に対応してくださり、時には私以上に真剣に考えてくださいました。本当にありがとうございます。
今回、1曲目は「愛の挨拶」を演奏しました。CDでは2曲目に収録されていますが、編曲の濱野正先生が「二胡に一番合う曲」とおっしゃってくださったので、冒頭に演奏しました。
2曲目は「春の歌」です♪
聴くたびに心が温かくなり、春のようにすべてが前向きになるような優しいメロディです。

3曲目「金婚式」を弾きました!
二胡とチェロ、中国と西洋の弦楽器が溶け合い、とても素敵な響きになりました。
4曲目は「菊花台」。C-POPの代表作。
冒頭のチェロから始まり、二胡との相性も抜群。最後まで気持ちよく演奏できました。
5曲目で弾いたのは「ポル・ウナ・カベサ」です。
大好きな曲で、タンゴらしい情熱的な雰囲気。二胡・チェロ・ピアノの編成は新鮮で、まるで男女が踊るシーンが浮かぶようでした。

6曲目は「ラストエンペラー」を弾きました。
10月の発表会用に作った二胡四重奏版をベースに、チェロパートを加えて三重奏に編曲しました。これからも編曲に挑戦していきたいです。
7曲目で弾いたのは「セカンドワルツ」です♪
二胡コンサートでは珍しい曲で、三重奏としても新鮮な響きになりました。
第2部はプログラムには3曲のみ掲載しましたが、どれも長ーい楽曲でした!

8曲目は「陽光照耀著塔什庫爾干」です。
過去にもピアノとの共演で演奏してきた曲ですが、今回はプロの編曲家に依頼し、チェロパートを追加しました。
9曲目では「二泉映月」を弾きました〜
世界的な二胡名曲。チェロパートは私のアレンジです。ぜひCDでも聴いてみてください!
最後の10曲目は、今回のテーマでもある「梁山伯與祝英台」です。
チェロを梁山伯、二胡を祝英台に見立て、中国の古典的な愛の悲劇を描きました。この曲はしばらく演奏予定がないかもしれませんので、ぜひアルバムで記念に残していただけたら嬉しいです♪
アンコールは韶琴で「真田丸」を演奏しました。6月にガオ先生が来日した際に聴き、一目惚れして韶琴を購入しました。1か月練習して本番に臨みました。この曲とってもかっこいいですよね!ぜひまた弾きたいです。
長文になりましたが、今回、本当に大満足のコンサートでした。
暑い中ご来場くださった皆さま、アルバムをご購入くださった皆さま、そして演奏を聴いてくださったすべての方に心から感謝いたします。

これからも二胡の可能性を探りながら、より良い演奏・編曲・コンサートを目指していきます。
ご応援よろしくお願いいたします!!!!


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